令和5年(2023年)も早や8です

 私の所属しております高松市医師会には『高松市医師会報』という季刊誌(3ヶ月に1回発行)があります。高松市医師会についての情報が満載ですが、会員の投稿欄があり、私自身は連載ものを載せております。歴史エッセイとして『東京裁判ー審理経過と歴史的解釈ー』で、連載24回が終了しました。興味関心のある方は、機会がありましたら、一読下されば嬉しい限りです。その際、是非に批判・非難等のご意見を賜れば幸いです。

 さて、最近の私の読書は、中国に嵌っております。まず、「中国通史」から入り、「漢詩」「漢文」「漢字」などです。毎夜毎夜、少しずつこれらを読み込んで行くことが唯一の楽しみとなっております。中国を学ぶことは、勿論現代中国ではなく、数千年以上の歴史を有する中国です。読んでいるうちに中国人の有能さ、すばらしさ、また、醜さ、残酷さ、無情さなどがよく理解出来るようになりました。そして、我々が使用している日本語および漢字などのルーツも把握出来ます。

 

 なお、目下第9波と思われる新型コロナウイルス感染症が底深く流行っております。当院のような小さな診療所でも、毎週6~7名の患者さんが来院しております。当院では、コロナウイルス抗原定性迅速検査を実施しています。

 今夜はここまでとさせてください。それではお休みなさい。

                       令和5年8月13日(日)夜 記                                 

クリニック案内

院長ごあいさつ

 私は、当院、小川内科医院の院長、虫本 光徳(むしもと みつのり)と申します。当院は外来のみの、いわゆる無床診療所です。診療科は内科一般です。

 医師となって48年目、当院の院長として30年以上が経ちます。

 私は総合内科専門医(日本内科学会認定)として、内科全般を広範囲に亘って診療と治療を行っており、大学医局での専門分野は神経・筋肉疾患、血液疾患が中心でしたが、開業医となるまでの数々の総合病院内科での診療経験を重ね、高血圧、心臓病、呼吸器疾患、糖尿病、脂質異常症などの臨床経験を数多く積んで現在に至っています。

 常日頃は、家庭医、かかりつけ医として近隣の住民の皆様の健康と疾病に留意して日々外来診察に当たっています。介護保険関係ではケアマネジャーの資格を有し、また長年(24年間)、高松市介護認定審査会委員も務め、医療と介護の連携に力を入れておりましたが、現在はその委員を退任しています。

 普段の診療では、受診される方々の症状と不安を取り除くよう、ナースを初め職員一同、対応してまいりますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

診療について

 消化器科・循環器科・放射線科を中心に、神経内科、心療内科など内科全般に亘る幅広い診療・治療をしております。

 私のモットーは患者さんの訴えと言葉を よく聴く(傾聴)することです。
 さらに、介護保険制度につきましては、ケアマネジャーの資格を持ち、高松市介護認定審査会委員の任務にあたり、これからの医療と介護の連携主治医意見書の記載に力を入れております。



院長からの一言

 現在あるいはこれからの医療は、「かかりつけ医」を身近に持って、心身の不調があれば気軽に相談と診察を行ってもらい、 精密検査などが必要となれば、近隣の総合病院に紹介して頂き、診察・検査・治療する体制が主流となってきています。 そして、総合病院での治療は、急性期疾患の治療が中心となり、それ以降は自宅で療養するという傾向です。急性期の状態が終われば、自宅に戻られ、これまでのかかりつけ医が訪問診療、あるいは往診する在宅医療中心の医療体制となりつつあります。

 勿論、独り暮らしの方や、夫婦だけの生活に自信がない方は、サービス付き高齢者住宅などに入居する方法もありますが、経済的な関係で、自宅で療養生活を余儀なくされる方々は、かかりつけ医の訪問診療と往診を受けることとをお勧めします。ところで、「訪問診療」とは、計画的に医師が自宅を訪れ診察すること、「往診」とは病状の変化に応じて、ご家族からの要請で緊急に自宅まで出かけて診察することです。いずれも、医療保険で受けられます。
 さらに、日本医師会(日医)では「日医かかりつけ医機能研修制度」を設けておりますが、その理由として、「今後のさらなる少子高齢社会を見据え、地域住民から信頼される『かかりつけ医機能』のあるべき姿を評価し、その能力を維持・向上するための研修を実施する」としています。我われ開業医は、今後もますます研修を積んでいかなければなりません。

 なお、諸般、諸事情により、現在、「訪問診療」「往診」などは行っておりません、何卒ご了解ください。



讃岐まんのう公園

医師

院長
虫本 光徳(むしもと みつのり)

 

  昭和51年3月 徳島大学医学部医学科(第22期)卒業

  昭和51年5月 医籍登録(第229742号)

  昭和57年5月 医学博士取得(徳島大学)

  平成2年12月 日本内科学会認定 総合内科専門医取得(第1110号)

  平成5年7月 小川内科医院院長

  現在に至る